本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







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≪≪≪ 話の佳境 ≫≫≫
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 高校の修学旅行は九州だった。

 長崎市が見下ろせる山間のホテルに泊まった時の話。



 真夜中、同室の友だち十人ぐらいで、怖い話をしていた。

 話が佳境に差しかかった時だった。

 突然、腰を抜かすような異変が起こった。



 バリバリバリバリッ!

 窓から天井づたいに、みんなの頭の上を部屋の奥へ、

 稲妻のような閃光が、凄まじい音が立てて走っていった。



 窓際にいた奴は飛び起き、窓を開けて上の部屋に向かって怒鳴った。

 「こらーっ! 爆竹放り込んだやろー!」

 とは言ったものの、窓は閉まっていたのでそれは有り得なかった。



 腑に落ちないながらも、落ち着いてから怪談話を続けた。

 また話が佳境に差しかかると、今度は洋服ダンスの中で、ゴトン!




 音と同時に、洋服ダンスの観音開きの扉が、

       
ギィィィィッとひとりでに開いた。




 「なんだよ、何で勝手に開くんだよ?」

 「ヤバっ、何か出てくるのかと思った……」

 

 まるで、お化け屋敷の仕掛けのような部屋だった。

 怪談をするなということなのか。

 この後、怖くて誰も一人でトイレに行けなくなってしまった。




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■投稿:M・Mさん(男性・兵庫県)

 ◆雲谷斎のイッチョ噛み
  「まぁタイミングようけったいなことが起こりましたねぇ。
  怖いやろけど、最後まで怪談してもっと異変を体験してほしかったなぁ」

  
◆2018.02.20発行 逢魔が時物語メルマガ 【聴】にまつわる怪談より
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