本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







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≪≪≪ 喋り声 ≫≫≫
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 私は不吉なことへの第六感がよく働くようだ。

 これは私の母が心筋梗塞で、福島県の病院に入院していた時に起きた。



 母は急性心筋梗塞で緊急入院し、集中治療室に入った。

 倒れた二日後に意識が戻り、家族と話せるほどまでに回復した。

 この分なら、数日後には一般病棟に移せるとまで言われたのだが……。



 しかし、その翌日不整脈が発症し、危篤状態になってしまった。

 私は病院内の家族控え室で一夜を過ごした。

 心配で眠れぬ夜を過ごしていた真夜中、確か午前二時頃だった。




 
枕元で女の人が何人か、

        ひそひそと喋る声で目が覚めた。





 誰? と思って辺りを見回しても誰もいない。

 しばらくすると、廊下を摺り足で歩くような足音が聴こえる。

 ナースが来たのかと思い、ドアを開けてもやはり誰もいない。



 もう一度寝ようとしたら、またドアの外で女の人の話し声がする。

 空耳かと思っていると、突然部屋のインターホンが鳴った。

 母の容態が急変したという。



 あの喋り声の一人は母だったのか。

 母は亡くなる前に、もう一度私と話がしたかったのだろうか?




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■投稿:アーモンドチョコさん(女性・福島県)

 ◆雲谷斎のイッチョ噛み
  「お母さん、亡くなる前にあの世の人たちと話してたんやろか?
  最期に話せなかったのは心残りでしたね」

  
◆2018.02.28発行 逢魔が時物語メルマガ 【聴】にまつわる怪談より
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