本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







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≪≪≪ 藍猫 ≫≫≫
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 昔、可愛がっていた猫の命日に起こったこと。

 その日、住んでいる北海道札幌市は雨。

 月が紅くなるようなことはないと思ったのか。




 私の足下にいたのだ、あの<藍猫>が。




 私には動物霊は見えないが、人間の霊より強く存在を感じる。

 猫の種類、匂い、上に乗られた時の重さなど、実にリアル。

 そのことからも、鳴き声からも、どう考えても藍猫だった。



 私が藍猫の存在に気づいたので安心したようだ。

 嬉しくなって、私の膝に乗ろうとしきりにジーンズを引っ掻いてくる。

 くすぐったいので、膝に乗せてやると伸び上がってパソコンを見ている。



 文字は読めなくても、自分の事が書かれているとわかるのだろうか?

 画面をじっと見詰めている。私が打つ文字をじっと見ている。

 嘘っぽい話だが、本当のことである。




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■堕王子さん(女性・北海道)

 
◆雲谷斎のイッチョ噛み
 「重さ、匂い、鳴き声……これは帰って来たとしか言いようがない。
  ところで『藍猫』って何ですやろ? マンガにはあるみたいやけど」


  
◆2018.04.20発行 逢魔が時物語メルマガ【獣】にまつわる怪談より
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