本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







人でも霊でもないモノの怪異
【妖】にまつわる怪談



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★★★ 木魂(こだま) ★★★
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 祖父から聞いた話。

 明治生まれの祖父は、愛媛で山仕事をしていた。



 昔の人は真夜中だろうと、怖れもせずに作業に出る。

 ある夜、仕事が終わり、真っ暗な山から帰ろうとした時だった。

 何か異様な音がする感じがしたので、ふと振り返った。  




 すると、無数の木からいっせいに人魂のような光が現れた。




 それが次々と空へと上っていったそうだ。 

 辺りは真っ暗なのに、一瞬昼のような明るさになったという。



 光が出たのは古木ばかりで、しばらくして全部枯れたそうだ。

 「あれは木魂(こだま)だ。人が亡くなるのと同じで、

 木から魂が抜けていったのだろう」

 祖父はこともなげに言った。




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■梅マリさん(女性・愛媛県)

 
◆雲谷斎のイッチョ噛み
 「『山怪』という本があるけど、同じような話が収録されとるなぁ。
  妖怪の類は都会に棲めなくなり、山に安住してるらしい」


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