本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







耳を襲う信じがたい怪異
【聴】にまつわる怪談



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★★★ 長電話 ★★★
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 あれは、小学校を卒業した年の春休みだった。

 秋田県に住んでいる私は、友達のM君に長電話をしていた。



 一時間以上も話していた頃、だんだんM君の様子がおかしくなっていく。
 
 話に集中していないというか、心ここにあらずというか……。

 ヘンだなと思いながらも、また三十分も話していた。すると。



 「……なぁ、今、本当におまえ一人か? そばに誰かいるんじゃない?

 父さんとか、そこにいるんじゃないの……?」

 話を中断して、有り得ないことをしきりに気にして訊いてくる。



 なんでそう思うのかを訊いてみた。

 「いやいや、さっき、おまえの話してる後ろの階段だと思うけど、

 バタバタと誰か下りてきただろ? 声からして男だと思うけど……」



 何を言ってるのだろうと思った。

 私は完全に一人でいるし、何よりも私の後ろに階段なんてない。

 誰か下りてくる音なんて、聴こえるはずがない。

 まして、男の声などするはずがないのだ。



 M君、いったい何を聴いていたのだろう?

 見えないだけで、私のそばに何かがいたのだろうか……?




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■女の子のお人形さん(女性・秋田県)

 
◆雲谷斎のイッチョ噛み
 「電話で聴こえた男の声……わかった! 秋田やからナマハゲや。
  悪ぃ子はいねがぁ〜ちゅうて、後ろで騒いどったんや」


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