本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







突然起こる硬直の怪異
【縛】にまつわる怪談



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★★★ 始まり ★★★
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 高校二年の時、福井県勝山市の自宅で、毎晩のように金縛りに遭っていた。

 人影が見えることはなかったが、部屋の空気が如実に変わるのは感じた。



 金縛りに遭うようになって、二ヶ月が過ぎようとした頃。

 は夜中に目が覚めると、『来る!』というのがわかるようになった。

 起きようと体を起こすと、必ず四十五度ぐらいの角度で金縛りにかかる。



 しかし、必死二抵抗して、体を起こそうと頑張ると金縛りは解ける。

 その後は、なんとか朝まで眠ることができた。



 その話を友達にしてみた。

 「ふ〜ん。何かようわからんけど、疲れてるとなるみたいやぞ」

 「へえ、そうなんや……」



 友達の返答に妙に納得していた。

 というのも高校の時は相撲部に所属し、片道十五キロを自転車で通学。

 疲れ過ぎや、という指摘は当たっていると思った。



 それからは間隔が開きはじめ、二、三日おきにかかるようになる。

 だんだん良くなるかも知れないと思っていた矢先。

 いつにない、めちゃくちゃ強烈な金縛りにかかってしまった。



 異様な気配を部屋の扉に感じ、そちらを見た瞬間だった。

 目玉も動かせないほどの激しい金縛りに襲われた。

 動けないまま扉を見ていると、壁に黄緑色のボーっとした光が現れる。



 (なんじゃ あれは……?)

 その光は水面が揺れるように波打ちはじめ、どんどん大きくなる。

 光が直径四十センチぐらいになった時だった。



 その光はカタチを変えて、男の顔のようになったのだ!



 「うははははー!」

 物凄い低い声で、漫画の悪人のように笑いながらスーと消えていった。

 消えた後は、金縛りからも解放されていた。

 不思議なことに、それからは金縛りには遭うこともなく卒業した。



 ただ、この金縛りは『ある事』の始まりだった。

 二十六歳のときに金粉が降り、二十九歳で親父が心臓発作で死亡。

 そこで意外な事実が発覚するのだが……。

 正直、話していいのか迷っているところだ。




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■ゴリラさん(男性・福井県)

 
◆雲谷斎のイッチョ噛み
 「光が男の顔になったんですか? それ光男君ですやん。
  ある事が始まったって、いったい何が始まったんですか?」


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