本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







∴‥∵‥∴‥∵ 「 カラオケ店の赤 」 ∵‥∴‥∵‥∴





 ある土曜日、私は彼氏と愛知県豊川市のカラオケに行った。

 じつは、彼氏はもともと『見える』人。

 一方、私は最近になって『聴こえる、感じる』人になっていた。



 そのカラオケ店で、たまたま空いていたのが目撃例の多い部屋。

 入った途端、部屋が暗い気がした。

 無理やり、気にしない! ……と思っていたのだが。



 なんだか私だけ体がズ〜ンと重い。

 彼氏は特に何もないという。



 「ねえ……私、なんか体が重い気がするんだけど。気のせい?」

 「じゃあ……席、代わろうか?」

 というわけで交代したが、その直後。



 「うわ……この席、気持ち悪い。体が重いよ。俺でも無理」

 そう言って私の隣へ来て、写真をパシャパシャ撮っている。

 「なんか写った?」と訊いても「いや、何にも……」と。



 その直後だった、私の左手が重いような気がする。

 気のせいだろうと思って、右手でコップを持った時に気づいた。

 飲み物たっぷりのコップを持った右手より、左手が重いことに。



 ヤバイ! 部屋を一時間ちょっとで出た。

 彼氏が塩を要求すると、店長や店員はどうも前から知っていた様子。

 「お祓いといってもどの部屋が原因なのか……。なので、無理です」




 どうやら、カラオケ店には
赤い着物の女の子が出るという。




 じつはその日、彼氏もそれを見たそうだ。

 私は体が重いまま出て、レンタル店でDVDを見ていた。

 すると、ズッ! という感じで、上方に引っ張られる感覚があった。



 その直後、体がすっかり軽くなり、視界も明るくなった。

 どこのカラオケ店かは言えないが、12号室と16号室には、いる。。




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■投稿:薫夜さん(女性・愛知県)
 ■読者の採点 2.20点 ★ 

 ◆雲谷斎のイッチョ噛み
  「赤い着物の女の子が出るんですかいなぁ……コワ。
  その子、ドリンク注文取りに来た、ゆかた祭の店員とちゃいます?」

  
◆2017.05.15発行 逢魔が時物語メルマガ【写真にかかわる怪談】より
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