本当にあった怖い話・不思議な話


【 メルマガ怪談集 】







∴‥∵‥∴‥∵ 「 眩しい光 」 ∵‥∴‥∵‥∴





 昔、遠距離恋愛している彼がいた。

 その頃、私は関東に住んでいた。



 ある日、彼が事故に遭い、名古屋の病院に入院してしまった。

 かなり重傷で、一ヶ月くらいは集中治療室から出られなかった。

 その後も、一年ほど入院生活を余儀なくされた。



 その間、私は週末になると、高速を車で飛ばして見舞いに行っていた。

 金曜の夜に自宅を出発し、四〜五時間かけて名古屋の病院近くまで行く。

 車中で仮眠して、土曜日の見舞いが出来る時間まで待っていた。



 土曜の一日を彼を看病し、土曜日の夜も節約のために車で寝る。

 日曜も看病をして、夕方に関東の自宅へ帰る生活をしていた。

 さすがに疲れ、日曜の夕方に一人で走る時はいつも睡魔に襲われていた。



 ある日、いつものように一人で中央道を走っていた。

 あと三十分くらい頑張れば、やっと八王子と思いながら運転していた。

 時間帯も夜で、周囲は真っ暗。



 高速は三車線あり、私は追い越し車線を走っていた。

 周囲に他の車はなかったと思う。



 いつもの睡魔が襲ってきた。

 あともう少しと思いながら、頬を叩いたりして頑張っていた。

 しかし、とうとう落ちてしまったようだった。




 突然、目を瞑っていても
眩しいほどの物凄い光が私を照らした。




 フラッシュのような大光量のとにかく眩しい光だった。

 ビックリして、咄嗟に目が覚めた。

 すると、目の前にコンクリートの壁が迫っていて、慌ててハンドルを切った。



 幸い周囲に車もなく、助かった……と思った。

 一気に冷や汗が噴出した。



 いったいあの光は何だったのだろう……?

 不思議でならなかったが、お陰で命を助けられたと感謝している。

 この経験をきっかけに、守護霊がいることを素直に認められるようになった。




 投稿のストーリーを変えることなく、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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 ■投稿:着物好きさん(女性・海外)
 ■読者の採点 3.20点 ★ 

 ◆雲谷斎のイッチョ噛み
  「うわ、あぶない! 九死に一生を得ましたねぇ。
  眩しい光でしたか……目を開いてたら逆に目がくらむかも」

  
◆2017.06.30発行 逢魔が時物語メルマガ【車にかかわる怪談】より
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