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episode. 15






実話怪談×小説

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        episode.15「母の予知夢」
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 その夢を見たのは、愛媛県に住むHさんという男性だという。
 今まで見たことのない不思議な夢を見たそうだ。

 夢というのは見るものの目線で、映像化されるのが普通。
 しかし、この時はHさん以外に、もう一人のHさんがいたらしい。
 つまり、彼はもう一人の自分の姿を客観的に見ているという情景。

 もう一人の彼は近所の国道沿いに立っていた。
 その姿を、二メートルほどの高さの空中からの目線で見ている。

 すると、母親の車が走ってくるのが見えた。
 (ああ、仕事に行くんだな……)そう思った。

 バス停にバスが停まっていたので、母親の車はバスの後ろで停まった。
 突然、ドカーン!
 立っているもう一人の彼の目の前で、物凄い音がした。

 後ろから走ってきた車が、母親の車に追突したのだ。

 夢はそれで終わった。
 彼は寝床で目を覚まし、嫌な夢を見てしまったと気になった。

 その日の朝、妙に胸騒ぎがした。
 「今日は気をつけなよ! 事故でも起こしたら大変だからね」
 母親に、日頃はしたこともない注意をした。

 何言ってんの? 母親は怪訝な顔でこっちを見た。
 母親が車で出かけて数分後、電話がけたたましく鳴り響いた。
 電話に出て驚いた。



 
 なんと、母親が事故に遭ったという連絡。



 現場は近くだったので、大慌てで駆けつけた。
 そこに、夢で見たのとまったく同じ光景が広がっていた。
 事故の場所も、事故の状況も、夢と一緒だった。

 幸い、母親は軽いけがで済んだ。
 予知夢というべきか、正夢というべきか……。
 今朝、私が注意した一言が、実際に起こったことに驚くばかりだった。



 
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 episode.15「母の予知夢」 投稿:H・Kさん(男性・愛媛県)
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 電子本「逢魔怪奇探偵団」は、実話怪談投稿を元に雲谷斎が大幅に読み物として執筆。





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