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episode. 5






実話怪談×小説

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(実話怪談×小説×画像×動画)







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         episode.5「皮膚感覚」
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 Gさんは霊感のある女性と付き合っており、その女性の体験談らしい。

 彼女は一人暮らしで、小さなワンルームマンションに住んでいる。
 部屋の風通しをよくするため、ドアを少し開けておく癖があった。

 部屋の壁側にドレッサーがあり、 その日もそこで化粧をしていた。
 ふと気づくと鏡越しに、ドアの内側に見知らぬ男が立っている。

 画像を映し出したように、どこか現実味に欠けていた。
 ひと目であっちの世界の人だなと思った。

 黙って立っているのは大きな男で、腰を中心に見えている。
 なぜか、顔や足先はハッキリ見えなかった。

 彼女は霊感があるせいか、異変には慣れていた。
 そのうち何処かへ行くだろうと無視していたという。
 しかし、いつまで経っても、そこを動こうとする気配がない。

 霊とはいえ、居座られると落ち着かない。
 仕方なく、(自分がしばらく部屋を出るしかないか・・・)と、
 部屋を出ることにした。

 とはいえ、男はドアの前に立っているので、通り抜けるしかない。
 少し気味悪かったが、無視して男の体を通り抜けようとした。


 ちょうど男と自分が重なり合う格好になった時、
 ジュルジュルジュル…… 


 ゼリーの中を通過するような気持ち悪い皮膚感覚に襲われた。
 「ギャャャャ~!」
 思わず悲鳴が出てしまった。

 体を突き抜けてから、彼女は毅然と男に説教をした。
 「ここはね、あなたの居る所ではないのよ! 周りの人に迷惑を
 かけたり、脅かしてはダメじゃない!」

 すると、男は素直に風に乗るかのように消えていった。



 
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 episode.5「皮膚感覚」 投稿:ごえもんさん(男性)
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 電子本「逢魔怪奇探偵団」は、実話怪談投稿を元に雲谷斎が大幅に読み物として執筆。





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