本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


<読者のコワイ体験談>

【逢魔が時メルマガ2010.2月 ランキンランキン第5位 52.17点





−命日の民宿−


■■■Y・Iさん(女性)からの投稿■■■





 私は今まで霊が見えたり感じたりしたことがなかったから、
 いくら友達が「ほら、今、そこに女の子の霊いたよ……」なんて
 言っても「見えるわけないじゃん!」と、霊やお化けの存在を
 まったく信じていませんでした。

 そう、この事件が起こるまでは……。

 一年前、修学旅行で民宿に泊まったときのこと。
 一軒の民宿につき、五〜十人のグループ分けにされて泊まりました。

 修学旅行の夜なんて、先生の言うことなんか聞かず、
 絶対遅くまで起きていて、みんなでおしゃべりとかするものですよね?
 私たちも、遅くまでみんなとしゃべっていました。

 すると、一人の子が突然言いだしたのです。

 「今、なんか足に乗ってた〜(泣) 重くて動かなかったもん!」

 自分の足の上に何かがいたと、怖くなって泣き出してしまいました。

 私はもちろん「嘘つけ……」って感じでした。
 と、次の瞬間「バチッ!」っと、部屋の電気がみんな消えてしまった
 のです。

 「ええっ?」

 みんなが声を合わせて反応すると、すぐに電気はまた点きました。
 でも、電気はヒモがぶら下がっていて、部屋にいる誰かがヒモを
 引かなければ消せない電気です。

 ヘンだなとは思ったのですが、ここは山の中。
 多少電気が消えたり点いたりすることぐらいよくあることかも……。
 みんなでそう話していると、そこで飼っている犬が真夜中なのに、
 いきなり狂ったように吠え始めました。

 犬や猫などは、霊が見えるという話を聞いたことがあります。
 続けて起きたちょっとした異変ですが、修学旅行生の私たちを
 怖がらせるには充分でした。

 あまりにも気持ちの悪いことが連続するので、みんな座っていた輪を
 小さくして不安を隠していると、ある子がおどおどしながら
 声をひそめて言うのです。

 「そういえば、今日ってこの民宿のお爺さんの命日らしいよ……。
 奥さんがそう言ってたし、私、お坊さんがこの家に入ってきたのを
 見たんだもん」

 その日の昼間、仏間らしき部屋で、お坊さんが木魚を叩いていた
 のも見たそうです。



 
「……ね、お爺さん、帰って来てるんじゃない……?」



                         (「異」カテゴリー)


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          ★雲谷斎のイッチョ噛み★

                ▼

「お爺ぃ、命日にお経に誘われて帰ってきたら、可愛い生徒がいっぱい
 泊まってたので、浮かれてはしゃぎよったんですわ」
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