本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


<読者のコワイ体験談>

【逢魔が時メルマガ2010.3月 ランキンランキン第3位 47.00点





−人間っぽいもの−


■■■梨神さん(女性)からの投稿■■■





 小学五年の時、私は初めて『人間っぽいもの』を見ました。

 冬の夜、布団の中で目を覚ますと頭の上の方に誰かがいます。
 「……?」

 目だけ動かして見てみると、着物を着た女の人と学生帽と学生服を
 着た男の人が正座で座っているのです。
 しかも、私を見ながら、ぼそぼそと何か話し合っているようなのです。

 その時は、目は完全に覚めていたように思います。



 
「連れて行こうか……」



 そんな言葉が聞こえたような気がして、私は布団を深く被り直し、
 『気のせいだ、気のせいだ』と自分に言い聞かせて、また眠りました。

 朝、目が覚めて、さらに驚いたことがあります。
 なんと、私はリビングルームで寝ていたのです。

 「ええっ!」
 驚いて、父母になぜ私があんなところで寝ていたのかと問い詰めると、

 「何言ってるんだ? お前がここで寝たいと、泣き喚いたから布団を
 敷いてやったんだろう!」
 と逆に怒られてしまったのですけど。

 『人間っぽいもの』を見たのは、きっと寝ぼけていたと思っているの
 ですが、なぜリビングで寝たいと泣き喚いたのか、私にはまったく記憶
 にないのです……。

 次に小学六年のとき、私はまた、『彼ら』を見てしまったのです。

 確か夏休みの日曜日。
 私は昼過ぎまで寝ていました。
 両親は買い物に出ていて、一人で部屋で寝ていました。

 「起きて……」
 突然、肩を揺さぶられました。

 「うぅ〜ん、まだ眠いよぉ」
 朦朧と目を開けると、風通りが良いように開けっ放しにしておいた、
 ドアの所に、あの、着物の女の人と学生服の男の人が見えました。

 「まだ寝るぅ」と布団を被り直して数秒後。
 ガバァッッ! もちろん飛び起きました。

 もちろんそこには誰もいませんでした。
 寝ぼけていたんだ……と信じてやみませんが、その女の人に揺さぶられた
 右肩に紅い痕が残っていました。

 それ以来、『彼ら』を見ることはないのですが、いったい何が言いたかった
 のか……謎なんですよね


                         (「視」カテゴリー)


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          ★雲谷斎のイッチョ噛み★

                ▼

「リビングで寝ていたというのは、そこが霊道やったからかもなぁ。
 なにより、連れていこうか? のツイッター一言が怖いですねぇ」
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