本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


<本 編>






∴‥∵‥∴‥∵ 朝の幼稚園児 ∵‥∴‥∵‥∴


投稿:kokoさん(女性)
執筆:雲谷斎



 私が小学四年生の時の話。
 家から学校まで一キロぐらいで、学校では登校班というのがあった。

 登校班には班長と団員と副班がある。私は副班で一番後ろだった。
 学校まで半分ぐらいまで来たときに、私の耳元で誰かがつぶやいた気がした。

 驚いてパッと横を見ると、小さな女の子がお母さんに連れられて、
 幼稚園に向かっていた。

 「ああ、この子だったんだ……」

 私は安心して、そのまま学校に行った。
 学校に着いて一時間目が始まった。

 私の席は窓際の一番後ろだが、窓をコンコン……とノックする音がした。
 反射的に窓を見た瞬間!




 
朝、見た幼稚園のあの女の子がいた。

     

        
しかも、血だらけでガラス越しに私に話しかけている。




 私は窓の外にその女の子顔を見た瞬間、金縛りのようになってしまった。
 女の子が話した言葉が私にはわかった。

 「お母さん死んじゃった。私も、もう死ぬの! 
  ウフフ……会えるからうれしい」

 女の子は私にそれだけを言うと、すぅぅぅっと消えていった。
 その親子の事情は知らない。
 だけど、私はその時から幽霊を信じるようになった。




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        <本編「朝の幼稚園児」データ>

 ■原作投稿者:kokoさん(女性)
 ■2008年度 読者が選ぶランキンランキン第4位  68.64点
 ('08年に発行した逢魔が時物語」メルマガ掲載話の読者採点結果)

 投稿された話を大切にしながら、雲谷斎が加筆・執筆しました。

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