本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


<本 編-2009>






∴‥∵‥∴‥∵ 白装束 ∵‥∴‥∵‥∴


投稿:藍理さん(女性)
編集:雲谷斎



私が幼稚園の時の話。

その日、私は真夜中に起きてしまった。
なぜか外に出ようと思ったらしく、ふらふらと玄関に行った。

すると突然、ドアがすぅーっと透明になっていく。
透明になって外が見えるドアから、五十メートルほど離れた所に、



 
白装束のお爺さんが歩いていた。
      



その時は幼なかったので、白装束の意味なんか知るはずもなかった。
だから、何かあったのかと思ってお爺さんに声をかけた。

気づいたお爺さんは、ものすごい速さで母の名前を呼びながら
私の方に滑るように寄って来た。
そして、ガシッと腕を捕まれてしまった。

その時、私が寝床にいないので、父が不審に思って起きて来た。
それと入れ替わるようにお爺さんは消え、ドアも元に戻っていた。

後日、おばぁちゃんの家に遊びに行った時、あの白装束のお爺さん
の写真が額に入れて架かっていた。

これは誰かと訊くと、母をたいそう可愛がっていたお爺さんで、
母が幼稚園の時に死んだというのだ。

私がお爺さんを見た日、その日が命日だったという。





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         <本編「白装束」データ>

 ■原作投稿者:藍理さん(女性)
 ■2009年度 読者が選ぶランキンランキン第9位  65.33点
 ('09年発行の逢魔が時物語」メルマガ掲載話の読者採点結果)

 投稿された話を大切にしながら、雲谷斎が加筆・執筆しました。
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