本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「縛」の部屋です





−あぐらをかく男−


■■■tatsumiさん(女性)からの投稿■■■




   5年ほど前になります。あれは暑い夏の朝でした。

   私の寝るベッドは大きな窓の脇にあり、カーテンをしていても朝日に
   照らされて暑くなるので、ベッドに朝日をさえぎらせようと思い、
   ベッドの脇にふとんを敷いて寝ていました。

   ふと体が動かないなと思い、目が覚めました。
   ベッドが脇にあってもやはり眩しかったのですが、何か光を遮るものが
   ありました。

   目を凝らしてみると、



       
知らない男の人が、
       
ベッドの上にあぐらをかいて座っていました。




   誰この人? と思うだけで怖いという思いはなく、また眠くなったので
   寝てしまいました。

   しばらく経ったと思います。
   また目が覚めたのですが、その男の人はまだ座っていました。

   何してるんだろう? と考えながら、ただその人がいるおかげで、
   まぶしさは半減しているのは確かで、そのまま、その人を見ていたのですが、
   そのうち、その人は薄れるようにして消えていきました。

   あれっ? と思い起き上がり、ベッドの上を見ると、ちょうど人が座った
   ような状態にシーツが跡をつけていました。
   顔は見えませんでした。逆光だったために。

   また、この人だったのかわからないのですが、数日後、夜寝ていると
   誰か自分を抱きしめてくる人がいました。

   金縛りで動かないというより、その人に抱きしめられているせいで動けない
   といった方がいいかもしれません。

   その人は覆い被さるようにしていたので、どっちにしろ動けなかった
   と思います。
   その内、耳元でその人は私の名前を呼びました。

   たったそれだけです。だけど怖くないんです。
   不思議な感覚でした。
                               (bk594)







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