本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「異」の部屋です





−落ちたぬいぐるみ−


■■■ひよこさん(女性)からの投稿■■■



   私が中学生時代の実体験をお話したいと思います。
   友人Tの家へ泊りに行ったときの出来事です。

   私の住んでいる福岡には、元寇防塁跡(元軍が奇襲してきた際に応戦する
   ために掘られた幅2mほどの溝)がいくつかあります。
   Tの家はその真ん前にあり、しかもその隣は墓地です。

   別にその時は何も考えず、好きな男の子への告白話などで盛り上がり、
   寝る前にマンガを読んで夜更かしをしていた時です。

   Tはドアの付近に、私は部屋の中心に座っていました。
   しばらくして、Tがマンガのある棚の方へ横切ったので、ふと顔を上げると
   棚からぬいぐるみが落ちる瞬間でした。

   「……?」
   と思って、Tの顔を見るとTもそれを見ていて、

   ヘン……よ」
   棚に並べられたぬいぐるみは、落ちるような置き方はしていませんでしたし、



         
 はたいたように弧を描いて落たのです。



   2人で身震いしました。
   私の前を横切ったのは一体だれ? だったのでしょう。


   この時は怖かったのでそれ以上話しませんでしたが、後で聞くと
   出るわ出るわ……。

   Tは姉と2人部屋で2段ベッドで寝ていますが、姉はベッドの上段で
   寝ると金縛りにかかり、必ず「見る」ので寝ないとのこと。
   (私はココで寝ました。2段ベッドだから上がイイ♪ と……)

   しかも、血を流し凄まじい形相をしたセーラー服姿の子が、天井から迫って
   くるとは……。

   Tはほとんど別の部屋で寝ているらしいし。
   私が泊るのを快諾したのは、独りで寝るのが恐かったからかしらん。
                               (ij517)






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