本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


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−祖父の別れ−


■■■ふじchanさん(女性)からの投稿■■■




   私の家の隣は祖母と祖父の家です。その祖父の話です。

   祖父はその頃、病院に意識が全くない状態で入院していました。
   私はというと社会人になり、すでに20歳を過ぎていたと思います。
   その時、私は夜の7時すぎ、好きなアニメ番組を見ていました。
   番組もあと15分くらいで終わる頃でした。



      
突然、誰かに私の名前を呼ばれた気がしたのです。



   「〇〇ちゃん」か「〇〇〇」(私を普段はそう呼んでいた)。
   その声は台所からでした。

   でもその時、私は家に一人だったので、当然誰もいるはずがないし、
   誰も呼ぶはずがないのです。
   気のせいと思い、再びテレビに向かっていた私ですが、その時に家の電話が
   鳴りました。

   それは祖母からでした。
   祖父が危篤の状態で危険だと電話が入ったそうで、私にも直ぐに病院に
   行くようにという電話でした。

   その時、出かけていた父と母もちょうど帰ってきて、病院へと向かいました。
   病院に行った時、祖父はすでに亡くなっていました。

   きっと、私に別れを言いに来てくれたのだと、今でも思っています。
   後日、私と7歳離れている姉が言いました。
   「お骨を姉が火葬場からお墓に持っていった日に、祖父が夢に出てきた。
   ただ黙って、私の後ろの席に座っていただけ」と言っていました。

   ちなみに、姉がもうひとつ言っていたこと。
   「おじいちゃんが元気になった夢を見たので、元気になったの?」
   と聞いたら「ああ」と、亡くなる前に見た姉の夢の中で、そんな風に
   答えたそうです。

   姉は、母方のオバが亡くなった時も、亡くなる少し前に、そんな夢を
   見たそうです。
   これって、逆夢っていうのですかね?            (kk472)





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