本当にあった恐い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「獣」の部屋です




−ボビーを呼ぶ声−



■■■ララルーさん(女性)からの投稿■■■



   3歳くらいの時のことでしょうか?
   父と母の間に入って眠りに就いていた私は、ある夢を見て目を覚ましました。

   その夢とは、雨が降っている森の奥、綺麗な水色の雨が降っています。
   とても綺麗で、例えるなら雲ひとつない青空、私がその森に入ると髪の毛が
   とてつもなく長い女の人が何かを織っています。

   自分の髪の毛で織っている反物が着々とでき上がっているのです。
   キーパタン、キーパタン……織っている音が伝わって、その人の浮かび
   上がった顔を見ると、なんと肉もない骨組みだけの骸骨だったのです。

   何かを伝えたいようで! そしてよく見ると、その周りには数え切れない
   ほどの骨が無残に散らばっているのです。"

   3歳の見る夢にしてはあまりにも恐すぎて、恐怖のために起きてしまい
   ました。
   恐い恐いと泣いているときに気づいたのですが、人の声が聞こえるのです。

   おそらく夜明け前か……その時、隣で犬を飼っていたのですが、
   その犬の名前を「ボビー、ボビー……」と誰かが呼んでいるのです。
   地を這うような低い声で。

   すると犬が「ワンワンワン……!」と、得体の知れない者に対して吼え続け
   ているのです。
   吼えなくなったと思ったら、また



         「ボビー、ボビー…」と
          地獄の底から湧き出てくるような声で……、




   「ワンワンワン!」その繰り返しでした。

   得体の知れない声に、恐怖感で私は母を起こして、
   「誰かが、ボビーのことをずっと呼んでいるから、ボビーが怒ってずーっと
   吼えたりしているよ。それに声が恐くて寝れないよぉ」

   と訴えたのですが、母は
   「誰もボビーのことは呼んでいないから、早く寝なさい!!」との返事。

   ……私は不思議でした。
   こんなに大きな声で、犬の名を呼んでいるのに……なんでお母さんには
   聞こえないの? この声は、じゃ誰の声なの?

   しばらく、犬と母には聞こえない声の持ち主とのやり取りは続きました。
   あくまでも犬を呼ぶ声は、隣のおばさんの声でないことは確かです。
   隣に住んでいて、おばさんの声は3歳ながらにもわかるし、いつも
   おとなしい犬が飼い主に呼ばれて吼えるわけないですもの。

   あの声の主は誰だったのでしょうか?
   そして、あの強烈な夢は何だったのでしょうか?
   ちなみに私は広島に住んでいますが、その森とは平和公園でした。
                              (km436-2)






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