本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「感」の部屋です





メッセージ


■■■Joseさん(男性)からの投稿■■■




   この体験は私が大学2年のころの話ですから、もう20年以上前のことに
   なります。
   当時、大学2年の私は、友人数名と大学生を対象にした中南米への海外
   ミッションに参加していました。

   海岸沿いのリゾート風コッテージに寝泊りしていた私達は、ある日、
   10人ほどの仲間とマイクロバスで宿舎から1時間ほどかかる町へ
   カーニバルを見に出かけました。

   さんざん楽しんだ後、宿舎に帰りついたのは夜の10時頃だったでしょうか。
   ところが、宿舎に帰りつく15分ほど手前の村を通りかかった時に、それに
   遭遇したのです。

   その村を通りすぎると、仲間の一人がぽつんと言ったのです。
   「おい、みんな、今何か感じなかった?」

   私は何も感じませんでしたし、そいつが何を言いたいのかも分かりません
   でした。
   ところが、別の一人が「うん、僕も感じたっていうか見えたよ」
   って言うんです。

   よくよく聞いてみると、二人の話はまるっきり同じで、次の通りでした。
   さっきの村を通りすぎる時、白い何かの固まりが見えると言うか、感じると
   いうか、とにかく体の中か背中の後ろを通りすぎた。
   それは二つではっきりと大小の区別が出来た、と。

   「寝ぼけてんじゃないの〜?」なんて、ふたりは皆にさんざん馬鹿にされ
   ながら、その夜はそれぞれの部屋に帰っていきました。

   次の日、皆でお昼は魚介類でも食べに行こうということになり、運転手に
   頼んで連れていってもらったのは、偶然、昨夜の村の海沿いのレストラン
   でした。

   そこでは皆、食べて、騒いで楽しい食事のひとときを過ごしたのです。
   さて、そのあと再びマイクロバスでコテージに帰ろうと走り出した私達は、
   村外れで思わず息を飲みました。

   村外れに多くの村人が集まり、列を作っていたのです。
   そう、お葬式です。
   村の人たちは棺を高々と担ぎ上げ、行進していました。



          
大人の棺と、そして子供の棺を……。



   海で遭難したのか、出産での不幸なのか、それは分かりません。
   でも、昨夜二人の仲間に何か悲しいメッセージを送ろうとしていたので
   しょう。
   身近にあった怖いというか、不思議な想い出です。     kn336







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