本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


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−お寺の塀−


■■■tatsumiさん(女性)からの投稿■■■


   私の祖父の体験談になります。
   今から40〜50年ほど前、友人と一緒に寄り合いに出かけた帰りに
   体験したと言っていました。

   寄り合いの集会所はお寺にあり、出ると目の前はお墓という場所に
   ありました。

   そんな場所にあったためか、いろんな人が怖い思いをしているのも
   事実でした。

   そんな中、祖父は友人と一緒に提灯を灯しながら帰り、ちょうどお寺の
   門を出たところで、ふと前から人が来ることに気がつきました。

   「おい、こんな時間に誰かくるぞ?」
   「まさか!」

   見てみると、うっすら白いボーッとした姿が前方に見えました。

   ただこの時代、道という道がアスファルトという舗装された道ではなく、
   砂利と土の田畑に囲まれた道になります。

   なので、夜の道となると、歩くのに非常に困難になるのは当たり前だと
   いうのに、提灯さえ前方の白い影は灯していませんでした。
   でもその時、不思議に祖父は思ったそうです。

   どうして、提灯もない状態で白く見えるのかと……。

   お寺と祖父たちが歩いている道は、1mの幅の堀と2mにもなる塀に
   阻まれていました。

   そのまま得体の知れない恐怖で立ち止まってしまった祖父たちは、
   信じられない光景を次の瞬間、目にしたんです。



   その白い影は、
   その堀と塀を一瞬の内にお寺へ飛び越えてしまいました。



   未だに祖父は言っています。
   あのまま、遭遇していたらどうなっていたんだろうって。
 
                                (sh593)







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