本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


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バスの乗客


■■■K.Kさん(女性)からの投稿■■■



   あれは、まだ私が泉北に住んでいたうら若き高校生の頃……。
   バス通学で、その日は帰りが少し遅くなってしまいました。

   私はいつもなら前の方に座るのですが、その日は混んでいて後ろから
   2列目の一人掛けの席に座りました。

   疲れていたせいか途中ウトウトしてしまい、気がついたら辺りはもう
   真っ暗。

   混み合っていた席もガラガラで、2人しかいません。
   ふと、窓ごしに映る鋭いまなざしに気づきました。




       
背筋がぞっとするような細く切れ長の目です。



   いつまでもじっとこっちを見ています。

   私は怖くて振り返ることができませんでした。
   席が空いているにもかかわらず、なぜそんな後ろにひとり立って、
   こっちを見ているんだ……。

   私の降りる停留所まであと2つ。
   そこまで我慢すればここから離れられる。
   目をギュっと瞑って我慢しました。

   一つ手前の停留所では結局降りる人はなく、そのまま通過。

   次は私の降りる停留所。
   目を開け降車ボタンを押し、窓に目をやるとあの目はありませんでした。

   いるはずの人が消えてしまったんです。
   ものの1〜2分の間に……。
   バスから飛び降りたんでしょうか……。

   魔の交差点と、地元でも評判の事故などが多発する場所近くでの
   出来事でした。
 
                                (sh602)







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