本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「染」の部屋です





−電気が点いている−


■■■暁政さん(男性)からの投稿■■■



   大学生のTさんは就職活動のため東京にきました。
   まず、家を探そうと色々と不動産家にあたり、古いけどいい賃貸を見つけ
   ました。

   トイレもあり、フスマを外せばけっこう広い家です。それに台所もあります。
   さっそく手続きを済ませ住み始めました。
   一週間住んでいたら、異変に気づきました。

   夜「ふっ」と目が覚めると、自分は立っていて猛烈におしっこがしたく
   なるのです。
   あわててトイレに行こうとします。

   前に行くとトイレの電気がついているのです
   それも毎日、水曜日に住み始めて四週間いるとさすがにあやしくなり、
   「おかしい」と思いました。

   Tさんは柔道三段ですから、何かあっても大丈夫と思いました。
   次の水曜日、今度はなんとトイレの前に立っていたのです。
   廊下の電気もトイレの電気もついていました。

   おしっこもそれほどしたくありませんでしたが、何かに引きつけられるよう
   に入りました。
   用を済ませると、トイレを出て寝ようとしました。

   すると、ゴットンと何かがトイレに落ちたような音がしました。
   何だと思い、トイレをそぉーっとのぞきました。
   なんとそこには、



        
天井から首が長く伸びた、子供の顔があったのです。



   Tさんを見るなりニイッと笑い、
   「こんにちわ、お兄ちゃん今日も電気をつけて待ってたんだ。お兄ちゃんが
   来ないと僕、成長できないんだ」
   と言いました。

   「わあーーーーー」Tさんは一目散に逃げました。
   外は雨が降っていました。
   電話はなく、かといって戻るのは怖いので公衆電話を使いました。

   救急車が来ると、まっ青で高熱がありました。
   退院すると、60キロあった体重も40キロになっていました。
   聞くと終戦後、食料難で死んだ10歳ぐらいの子供だったそうです。
   今は体重も元に戻り、今でもその家は建っています。

   また誰かを待っているように……。
   これはお父さんの友達が10年ほど前体験した話です。     (td368)







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