本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「染」の部屋です





−真っ赤な色−


■■■暁政(男性)からの投稿■■■



   あるタクシードライバーの話です。
   その日は人通りの少ないところを走っていました。

   ふと見ると、全身真っ赤の服を着ている女性が手を上げていたので、
   車を止めて乗せました。
   その女性はふちの広い大きな帽子を深くかぶっていて、鼻から上が見え
   ません。
   でも、歳はまだ若く、美人のようでした。

   「××の○○までお願いします」と女性は言い、車を走らせました。
   家まで着き、お金を払いクルマを降り家に入りました。
   さあ行こうと思ったら、ドライバーは忘れ物のハンカチに気づきました。

   ドライバーはハンカチを持って家に行きました。
   ところが家はぴっちりと閉まっていて、窓にはカーテンがかかっていました。
   どこか探しているうちに、玄関のドアに小さい覗き穴がついていることに
   気づき、そこから中を覗きました。



         
すると、中は全部真っ赤な色だったのです。



   その赤は全部キラキラ光っていました。
   どうも中に人がいないようなので、ハンカチはポストに入れてその場を
   立ち去りました。

   何となくお腹がすいたので、近くにあるラーメン屋に行きました。
   店でさっきの女性のことを話しました。

   「××の○○の家の女性綺麗そうですよね」と言ったら、
   「ああ、あそこの女性、かわいそうだよね。事故で眼球が真っ赤に
   なっちゃったんだよね」

   それを聞いて、はっとしました。
   そうだ、あのとき自分が覗き穴から自分が覗いていたのと同時に、あの女性
   もこっちを覗いていたんだ……。
   運転手さんは鳥肌が立ったそうです。
                                  (td525)







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