本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「妖」の部屋です





−緑鬼−


■■■yy/mmさん(女性)からの投稿■■■



マンション住まいをして六年ほど経った夏のこと。

私が友達と海に行く約束をしていて、約束に遅れないように
ゆっくり行こうと思って、少し早めに家を出たんです。

玄関を出て右に行くと階段があるんですが、なんだかその時は
エレベーターで行こうと思って左に曲がったんです。

その瞬間!!



血の気も凍るような顔をして、緑色の鬼が立っていたんです!



少し不気味に微笑んでいて、錆のついた硬く重そうなこん棒を
だらんとした長い手でギュッと握って、クチュクチュと音を立てて、
丸くほんのりピンクのかかった桃のような物を食らっているのです。

目と口で、顔の半分以上を占めていました……。

私は何もできず、その場に立ちすくんでしまいました。
ああ、どうなってしまうのか……。

とても表現できないほどの恐怖に襲われました。
そんな中、鬼は私に背を向け、鬼のものなのか後ろにあった
大きな壺へと入り、クチュクチュと食らっていた物を壺の下へと
投げつけ、雲のような物を作り上げ、どこかへと飛んで行って
しまったのです。

私は恐怖感に包まれながらも、エレベーターへと乗り込みました。
一階のボタンを押し、エレベーターの扉が閉まりました。

すると、先ほどの鬼が扉に顔をべっちゃりとくっつけ、
私をじっと見ているのです!
私は悲鳴を上げ、走って友達の家へと向かいました。

そして友達の家へと駆け込み、今までにあった出来事を話すと、
友達はこう言いました。

「それは本で読んだことあるけど、日本の妖怪みたいな奴じゃ
ないよ。なんでこんなとこにいるんだろ……」

私はとにかく恐怖としか言いようのないものに襲われ、
その日は友達の家へ泊まり、少し安心したところで帰宅しました。

その後、私の身には不思議な事は何も起きていません。
いったいあれは何だったのか、未だにわかりません。

                          
yo1826







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