本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「妖」の部屋です





−こだま−


■■■Kさん(男性)からの投稿■■■



七、八歳くらいの時に、実際に目撃した出来事です。

僕の家は森を切り開いて作った団地内にあるのですが、
団地と森の境目には、鎮守の森公園という森の神を祭っている
社がある公園があります。

その日もそこで友達数人と遊んでいて、僕は一人で森の方に
向いているブランコに乗って遊んでいました。

けっこう広い公園で、ブランコと森の間には広場があって、
四十メートルほど距離があります。

何気なく森の中に目を凝らしていると、人の顔のような物が
浮かんでいて、こちらを見つめているのが見えるのです。

分かりやすく言えば、「もののけ姫」に出てくる、



    
こだまの顔だけバージョンみたいなやつです。



確か六つほど見えたのですが、どれも薄い色で赤、黄、青、緑
などの色がついていました。

普通なら怖くて友達を呼んだりするのですが、
その時は別段怖いとも思わずに、不思議だなぁ〜なんて思いながら
しばらく見た後、おやつの時間になっていたのでそのまま家に
帰りました。


普通はここで「まったく不思議な出来事でした」などで終わる
のですが、まだ続きがあります。

さて半年ほど経ち、そんな出来事も忘れかけていた頃です。
僕はテレビで夏になるとよくやる「心霊現象スペシャル」系の
番組を見ていました。

その時は何も考えずに見ていたのですが、
『テレビカメラが捕らえた霊!』みたいな特集で、
あの時見たのと同じものが写っていたので、ハッとしました。

具体的な番組名は忘れましたが、記憶が正しければ、
1990年に大阪で行われた花博の花時計を写していたカメラに、
『色付きこだま顔だけバージョン』が四体ほど写っていました。

ちなみに、解説によると霊能力者にはもっとたくさん見える
ということでした。

今になって思うのですが、あれはいわゆる「木霊」というもの
だったのではないでしょうか。

植物が人間の勝手な都合で破壊され、それに耐え兼ねた植物の霊
たちが何かを訴えようとして現れたのではないか、と思うのです。
花博といい宅地開発といい……自然破壊ですからね。

                          
yo1868







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