本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「妖」の部屋です





−ムジナ−


■■■かずちゃんさん(女性)からの投稿■■■



亡くなった祖母から、小さい時に聞かされた話です。

終戦後、夫を戦争で亡くした祖母は子供三人を育てるため、
朝は日が昇る前から、夜も遅くまで働いていました。

当時、街灯はもちろんなく、家の周辺は山や田んぼなので、
朝夜は真っ暗で、月明かりのみが頼りだったそうです。

しかし、いつの頃からか、朝夜歩いてると、
山の草むらからガサガサガサと、祖母の横に合わせるように
何かがついて来る音が聴こえるようになりました。

「なんだ?」
初めは気になったようですが、毎日続くと気にしなくなり、
獣が襲ってくる訳でもなかったので、怖いという感じは
なかったそうです。

一度だけ月明かりの下、草むらの間からひょっこり見えた姿は
一匹の動物。



   
「あれは、ムジナだった……」
    
祖母が懐かしむように話してくれました。



当時の祖母には見送ってくれてるようで、安心して暗い道を
歩けたんでしょうね。
                          
yo2449







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