本当にあった怖い話・不思議な話
逢魔が時物語


ここは「妖」の部屋です





−こぶし小僧−


■■■アルテミスさん(女性)からの投稿■■■



大学のサークルで、毎年恒例になっている"ムササビ観察"に
高尾山へ行ったときのことです。

ムササビは夜行性なので、陽のあるうちに登って、
夜通し交代で観察します。

観察場所から少し離れたところで、飲んだり食べたりしている
のですが、5、6人で輪になってトランプに興じていたとき、
遠くから『ペタペタペタ……』と、草履で歩くような音が
近づいてきました。

仮にも山を登ってきたので、サンダルやビーチサンダルの
人はいません。
 
近づいてくる方に眼をやると、膝上くらいの植え込みの上に、



  足音に合わせて
  小さな"こぶし"が振り上げられるのが見えます。




その場にいた仲間と眼を見合わせて「???」と思っていると、
一人が「変だよね。今、夜中だし、子供なんかいるはずない」
と言うと、去っていく"足音と握りこぶし"を追って、
植え込みを飛び越えました。

ザザーッとその人が滑って転んだそこには"ジャリ"が敷いてあり、
遠くにぶんぶん腕を上に振りながら歩いて行く(?)子供のような
影を見たそうです。
 
怖いようなかわいいような、不思議な体験です。
アレは何だったのでしょうか?

                          
yo3290







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